VOL905 2009.7.18号
第91回全国高校野球選手権山梨大会 2回戦 
〜山梨学院高が甲府城西高を下し課題の初戦を突破〜
〜エース山田祐也が粘投、10奪三振の完投勝利〜

第91回全国高校野球選手権山梨大会は7月18日、甲府・小瀬スポーツ公園野球場で雨のため1日順延された山梨学院対甲府城西戦など2回戦の残り4試合を行った。優勝候補の一角に挙げられながら一昨年・昨年と2年連続して初戦で涙を流した山梨学院高校野球部は“この一球 この一振りに すべてをかけて”2009夏の大会初戦に挑んだ。第1シード富士学苑、第2シード日本航空が相次いで初戦で敗退する波乱の夏、第3シード山梨学院のマウンドには最上級生になったエース山田祐也(3年 猿橋中)が立った。山田は先頭バッターにライト線2塁打を許すなど力みからカーブが入らず、立ち上がりは万全ではなかった。しかし、1回表のピンチを低めにコントロールしたストレートで抑えると落ち着いた。2回からは最速134キロの直球と5つの変化球を内外角に投げ分け、守備陣の乱れにも動じず冷静なピッチングで10三振を奪い完投した。打撃陣は7番細谷竜児(3年 高崎ボーイズ)が先制・追加点を奪う活躍を見せ4−1で城西に勝利、3年ぶりに初戦の壁を突き破った。
詳しくはこちら