VOL906 2009.7.20号
第91回全国高校野球選手権山梨大会(3回戦)
山学・細谷2試合連続先制打 左越え3点三塁打放つ
〜 中根・初完投 / 鈴木・今大会チーム初ホームラン〜

山梨県高校野球連盟は7月20日、小瀬球場で第91回全国高校野球大会山梨大会(9日目)の3回戦3試合を行った。第2試合は山梨学院高校 対 石和高校戦が行われた。後攻めの山学は4回裏二死満塁から、7番・細谷竜児(3年・高崎ボ)が「変化球を待っていたが、外角高めの直球が来た。体が自然に反応した」と、中越え三塁打を放ち3対0とした。その直後、相手投手のワイルドピッチで4対0、8回には先頭打者2番・鈴木悠介(2年・青葉緑東シ)が「初球の内角高めの直球を強振」する左越え本塁打で5点目。その後1点追加して6点目を奪った。守っては、左腕エース・中根龍也(2年・大田シ)が先発し、8回まで1安打に抑えていたが、最終回の一死後、3安打を許し1失点とし た。中根は23打者に対して117球4安打5奪三振1失点で公式戦初完投し6対1と

チームに勝利をもたらした。この日、初戦に続く2試合連続の先制打を放った7番・細谷は「チャンスで打順が回ってくると思っていた」とベンチの期待に応えられて満面の笑みを浮かべながらも、「これからも、一本、一本、繋げる打撃を心掛けたい」と、早くも次の試合に気持ちを切り替えていた。次回は7月23日12時30分から小瀬球場で準々決勝を塩山高校と戦う。
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