甲子園での戦いを終えた山梨学院高校野球部は、激闘から一夜明けた15日午前10時にバスで大阪市内の宿舎を出発、お盆休みで渋滞する高速道路を8時間かけて山梨に戻り午後6時に母校に帰校した。3列に並んだ選手の最前列は9人の3年生、2列目に15人の2年生、3列目に15人の1年生と2人の女子マネージャーが整列した。羽田翔主将が選手を代表して「ここまでこれたのは皆様方のおかげ、この経験をこれからに生かしていきます」と支えてくれた周囲への感謝を言葉にした。今年の山学チームはレギュラーのうち6人は2年生という2年生主体のチームであった。しかし、チームを甲子園に導いたのはベンチ入りした3年生の誰にも負けない気力と、ベンチに入れず最前列で応援をリードした3年生の熱い思いがもたらしたといっても過言ではない。関係者全員が3年生の努力を称えた。
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