VOL963 2009.10.31号
ふるさとやまなし講演会
〜東証会長の西室泰三氏(都留市出身)が樹徳祭で講演〜
〜グローバル化する日本の将来を担う若者たちへ〜

東芝元会長で東京証券取引所グループ会長の西室泰三氏が10月31日、樹徳祭でにぎわう大学キャンパス内メモリアルホールで講演を行った。この講演会は現代ビジネス学部と経営情報学部が山梨出身の優れた経済人である西室氏を生涯学習センターと共に招き“ふるさとやまなし講演会”として開催された。西室氏は「グローバル化する日本の将来を担う若者への期待」と題して講演を行い、学生に向けて「一つの仕事をしっかり身に付けることが大切。そして、違う言語を話す人と話し、自分をグローバル化させて自身の価値を高める努力をしてほしい」とよく通るバリトンでソフトに語りかけた。会場には約300人の学生が訪れ、東芝に入社した直後に難病を患い、絶望の淵から努力を重ね、米国で培った知識と経験を基に卓越した先見性で、東芝を世界企業に育てた山梨県人会連合会副会長が紡ぎだす言葉を、静かにその胸に受け止めていた。
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