VOL964 2009.11.1号
第41回全日本大学駅伝
~山学大、エース不在なるも総合力で5位、シード権確保~
~詰めの甘さやスタミナの活用が今後の課題~

第41回全日本大学駅伝が11月1日、名古屋市熱田神宮から伊勢市伊勢神宮までの8区間106.8キロで行われ、紅葉色づく伊勢路を舞台に、駅伝大学日本一を決める熱いレースが繰り広げられた。「全日本大学駅伝」は、10月の「出雲駅伝」正月の「箱根駅伝」とともに大学三大駅伝の一つと称され今年で41回を数える。先月の出雲駅伝を制した日本大学を含む、昨年度6位までのシード校や各地区予選会 を勝ち抜いた全国の代表25校とオープン参加の東海学連選抜チームの26チームで競われる。今年、23年連続23回目の出場となる山梨学院大学は、エース・コスマスを体調不良で欠きながらも、キャプテンの岩田真澄や今年の箱根駅伝9区・区間賞の中川剛、駅伝初出場で区間2位の力走を見せた松枝翔らの走りで、5時間2 6分05秒の5位でゴールテープを切り、来年度のシード権を獲得した。また、出雲の覇者・日本大学が5時間21分04秒で優勝し大学駅伝2冠を達成し、以下2位・東洋大学、3位・明治大学、4位・早稲田大学、5位・山梨学院大学、6位・中央大学などとなった。
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