VOL991 2010.1.2号
全国高校サッカー選手権 2回戦
〜山梨学院高が立命館宇治高を下し3回戦進出〜
〜キャプテン碓井鉄平値千金のPKを決める〜

第88回全国高校サッカー選手権大会は正月2日、首都圏8会場で2回戦16試合を行った。大晦日に行われた1回戦で滋賀代表の強豪野洲高校を下して2回戦に進出した山梨代表の山梨学院高校は、埼玉スタジアム2002で京都代表の立命館宇治高校と対戦した。山梨学院は2トップFWが積極的に飛び出す攻撃型チーム、一方の立命館宇治は長身のDF陣がゴール前を堅固に固める守備重視型チーム、対照的なチームの戦いとなった。前半は0−0で終了、得点が入ったのは後半13分、山学MF鈴木峻太がペナルティーエリア内で倒され、PKを獲得した。このボールを主将の碓井鉄平がゴール右隅に強く正確に蹴り込んだ。得点はこの1点だけだったが、山学のボール支配率は7割以上、得点差以上に立命館を圧倒した。3回戦進出を決めた山梨学院は、明日3日午後2時10分から、さいたま市駒場スタジアムで香川西高とベスト8をかけて対決する。
詳しくはこちら