酒折連歌賞今年の問いの片歌発表
第28回酒折連歌賞4月1日募集開始
問いの片歌・選考委員・応募規定発表

日本の連歌発祥の地の文学賞「第28回酒折連歌賞」の問いの片歌が決まり3月31日に山梨学院広報スタジオで記者発表会見が行われた。今年の問いの片歌は「海を塗る絵筆の青が淡くにじんで」などの5句。廣瀬孝嘉酒折連歌賞実行委員長が大型スクリーンに映し出された5句と募集内容について説明を行った。答えの片歌の募集期間は4月1日から9月30日。応募句数制限はなく、問いの片歌5句すべてに応募することも可能。募集内容の詳細は「酒折連歌賞ホームページ」で4月1日から掲載が始まった。

酒折連歌賞は、古事記と日本書紀に登場する日本武尊(ヤマトタケル)と御火焚の翁(ミヒタキノオキナ)が甲府・酒折宮で交わした日本最初の連歌問答「新治筑波を過ぎて幾夜か寝つる」「かがなべて夜には九夜日には十日を」にちなみ、酒折の地にキャンパスがある山梨学院大学と酒折連歌賞実行委員会が平成10年に創設した連歌発祥の地の文学賞。日本武尊と翁の問答を踏まえ、5・7・7の問いの片歌に対して、答えの片歌を5・7・7で返す独自の形式の歌遊び。今回で28回目の開催となる。大学キャンパス・クリスタルタワー7階山梨学院広報スタジオで行われた記者発表では、廣瀬孝嘉実行委員長が5句の問いの片歌の発表と、昨年までの応募状況、今年度の募集要項について説明を行った。応募句の選考は、井上康明選考委員長、西村和子委員、三枝浩樹委員、もりまりこ委員・大森静佳委員の著名な5人の歌人・俳人が選考に当たる。

昨年の第27回には全国から2万7836句が寄せられ、2月14日に一般部門大賞・文部科学大臣賞の古賀由美子さん(佐賀県唐津市)、アルテア部門大賞・文部科学大臣賞の大黒屋旭さん(山口県岩国市立浅里布中3年)ら上位受賞者を招いて表彰式が行われた。今年度の第28回募集期間は4月1日から9月30日。選考委員会の審査を経て、百選の選考結果は来年2月1日に酒折連歌賞ホームページにて発表予定。
(文 井出昌孝)(カメラ 平川大雪) 2026.3.31

