山梨学院大学ニュースファイル

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第54回関東高校ホッケー大会1日目 山学初戦快勝

Vol.3493 | 2025年6月7日

成城学園高に大勝も、最後まで自分たちのプレーに徹する
活きのいい1年生が加わり、選手層に厚み

高校ホッケー関東一を決める「第54回関東高等学校ホッケー大会」男子の1回戦4試合が6月7日、埼玉・飯能市阿須ホッケー場、駿河大学ホッケーグラウンドで行われた。1都7県男子8校、女子6校によるこの大会は全国高校総体(インターハイ)関東地区予選会を兼ねており、男子は5校までに出場権が与えられる。山梨学院高(山学高)は昨年のこの大会で6年ぶり6度目の優勝を飾り、16回目のインターハイ出場を果たした。大会1日目、山学高の第1試合は成城学園高(東京)との対戦。山学高が立ち上がりからボールを支配、相手陣営に攻め込み開始3分、ゴール前の混戦で#15中澤海慈が押し込み先制。12分にはサークル内に供給されたボールを#17加納遵人がリバースシュートを振り抜き2点目。第2Qは#13米山蒼太郎の1点のみで前半は3対0で折り返した。第3Qに入っても、山学高は攻撃の手を緩めずボールを支配し続け、9分に#15中澤(海)がゴール前の混戦でパスを見極めタッチシュートで4点目、その直後にも#17加納の個人技のアシストで#12帆風奨晄がきれいにゴールを決め5点目を奪った。第4Q、疲れが見える成城学園高に対して、なおも攻め入る山学高は司令塔の#8中澤颯吾が序盤に、#18阿部兼人が終盤に2得点ずつを加え10対0で快勝。まずは17回目のインターハイ出場権を獲得した。翌6月8日の2回戦は関東の覇者今市高(栃木)と対戦、2連覇を狙う。

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第75回関東高校女子ソフトボール大会準決・決勝戦

Vol.3492 | 2025年6月2日

山学高 決勝で厚木王子高に敗れるも2年連続準優勝
準決勝は昨年の覇者健大高崎高に雪辱 田波が無安打完封

「第75回関東高校女子ソフトボール大会」は5月31日開幕が降雨順延のため日程がスライド。6月1日に1回戦、2回戦。準決勝、決勝が6月2日、東京・江戸川区球場で行われた。前回大会準優勝の山梨学院高は、1日目を無事通過。前回大会優勝の健大高崎高(群馬)と準決勝での対戦となった。2019年(令和元年)の初優勝以来、2度目の優勝を目指すには避けて通れない難敵。試合は後攻の山学高が1回裏、1番石川まゆはの安打、盗塁を足掛かりに相手の失策もあり1点を先制。2回にも、2安打で二死二塁・一塁から3番二橋美緒が2点適時二塁打で3対0とリード。山学高の先発、田波媛子と3回から継投した相手エースが投げ合い、3回以降は投手戦となり山学高がそのまま守り切り、前回の雪辱を果たし決勝に進んだ。田波は無安打1四球の完封。決勝戦はいくつのもの大会で接戦を繰り広げてきたライバルの厚木王子高(神奈川)と対戦。先攻山学高は1回、石川が先頭打者三塁打で先制点の好機をつくるも後続が続かず無得点。初回裏、山学高先発の制球が定まらず、直ちに2番手栗原しおりに継投したが2点を先取された。2回表には山学高も厚木王子高の守備の失策から1点を返す。3回、厚木王子高は二塁打と適時打でつなぎ1点を加え1-3とリードした。その後、両チーム譲らず厚木王子高が勝利し、山学高はあと1歩及ばす2年連続準優勝となった。

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関東大学バレーボール男子1・2部入替戦

Vol.3491 | 2025年5月31日

専修大との対戦。1部の壁を痛感。完敗を喫する
攻守で平均身長の差が大きな圧力となった

2025年度春季「関東大学バレーボール男子1・2部リーグ入替戦」が5月31日、駒澤大学玉川キャンパスで行われ、山梨学院は2018年の強化指定以来、昨秋リーグに続いて2部2位から2度目の入替戦に臨み、1部リーグ11位の専修大学と対戦した。試合は蓋を開けて見ると、第1セットから身長差の大きい専修大の攻撃に晒された。高さと強烈なジャンプサーブで山学大のレシーブを崩すと、全日本代表選手の身長200cmの専修大#1甲斐優斗を中心にした大型選手のシンプルなオープン攻撃に苦しんだ。山学大も#2リベロ池崎響を軸とした堅固なレシーブを誇るが、角度のある鋭く強烈なスパイクでその守備力がことごとく粉砕された。そして山学大のアタック決定本数や決定率で2部トップラスの攻撃陣を担う石塚連や米澤琉冶のスパイクを、高さあるブロックでサイド、エンドラインを割るミスを誘うなど、完全に封印されてしまった。第1セット13対25、第2セット14対25、第3セット20対25、セットカウント0対3で敗れ、1部昇格は遠く及ばなかった。試合後、伊東克明監督は「相手の高さを想定して練習をしてきたが、練習と実際は大きく違った」と完敗を認めた。1部リーグの壁の高さを体感した貴重な一戦から、克服すべき課題が見えた。

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