山梨学院大学・短期大学で入学式
明日への想いと自らの成長を心に期し
酒折でのキャンパスライフをスタート

山梨学院大学と山梨学院短期大学の入学式が4月3日に行われた。大学の入学式は古屋記念堂で行われ、法学部、経営学部、健康栄養学部、国際リベラルアーツ学部、スポーツ科学部、大学院社会科学研究科に計1009人が入学。短期大学の入学式はメモリアルホールで行われ、食物栄養科、保育科、専攻科保育専攻に計179人が入学。それぞれが明日への想いを胸に抱き、自らの成長を心に期して蒼穹(そうきゅう)の門をくぐり、酒折でのキャンパスライフをスタートさせた。
大学の入学式は、司会進行を国際リベラルアーツ学部事務室のラブ ジョン ライアンさんと大学事務局学生センターの王 静さんが務め、日本語・英語・中国語で進行された。今年度の大学入学者内訳は、法学部法学科226人、経営学部経営学科391人、健康栄養学部管理栄養学科52人、国際リベラルアーツ学部国際リベラルアーツ学科65人、スポーツ科学部スポーツ科学科267人、大学院社会科学研究科8人の計1009人。スーツ姿の新入生が多かったが、中には民族衣装で参列した留学生もいて国際色豊かな雰囲気で式典は進められた。青山貴子学長は式辞の中で「本学は、実践的な学び、国際的な視野、そして地域社会とのつながりを大切にしています。教室の内外を問わず、多様な経験の機会が用意されています。ぜひ、その一つひとつにじっくり関りながら、自分自身の成長の過程を歩んでください。大学生活の中では、思い通りにいかないことや、迷うこともあるでしょう。しかし、その時間こそが、皆さんを深く育てていきます。どうか、結果だけを急がず、自分自身が変化していく過程そのものに、目を向けてください。そしていつの日か、自分なりの形で歩んできたこの時間を、確かな手応えとして振り返ることができるよう、充実した日々を積み重ねていかれることを願っています。未完成であることは皆さんの強みです。これからの大学生活の日々を、自分という素晴らしい建築を形づくっていく成長のプロセスとして大いに楽しんでください」と日本語と英語で述べて入学を祝した。教職員紹介に続き、新入生代表の法学部添田光由希(そえた みゆき) さんが壇上に上がり「変化の絶えない社会において、ただ既存のルールに従うだけでなく、より良い社会のために自ら思考し、創造を続ける。それこそが、今まさに私たちが必要としている能力だと確信しています。こうした能力を身につけるため、私たちは本日からの四年間、それぞれの目標に向かって邁進し、一つひとつの学びや体験を、これからの人生を支える確かな糧にすることを誓います」と凛とした声と表情で誓いの言葉を述べた。
一方、女子の数が圧倒的に多い短期大学の入学式は、厳粛な雰囲気の中にも華やかさが漂う式典となった。入学者の内訳は、食物栄養科65人、保育科87人、専攻科保育専攻27人の計179人。羽畑祐吾学長は「皆さんはこれからの2年間、本学で多くの知識を学び、多くの技術を身につけるでしょう。しかし、それ以上に大切にしてほしいものがあります。それは、目の前の人を思い描く力です。誰かの体を支えるために、誰かの成長を支えるために、その人の立場に立ち、その人の明日を思い描くこと。人を想像する力こそが、人の仕事を人にしかできない仕事にします。この2年間でその力を育て、磨いてください」と式辞を述べた。新入生代表の保育科小林里美(りみ)さんは「私は幼稚園の先生になりたいという夢を持っております。子どもたちの持つ一つ一つの小さな芽を慈しみ、なぜという疑問を大切に、分かった・出来たという一瞬を一緒に喜ぶ先生を目指して励む所存です。新入生一同、本学の一員であることに誇りを持ち、それぞれの夢の実現に向かって、世の中に役立つ人間となれるよう励んでいくことを誓います」と言葉の一つ一つに思いを込めて誓いの言葉を述べた。
式典の後、新入生は「戦争の空襲で甲府市が焦土と化した終戦翌年に建学された学園の歩みと樹徳の教育理念を知るオリエンテーション」や「奨学金説明会」などにそれぞれ参加。一歩ずつ成長することを胸に、歩みの第一歩を踏み出した。
(文 井出昌孝)(カメラ 平川大雪・今村佳正) 2026.4.3

