2025 全国高校サッカーインターハイ2回戦
初戦に続き4対1で近大和歌山高に勝利
FWオノボが2戦連続2得点の活躍

2025年度「全国高校総合体育大会サッカー競技大会(インターハイ)」の2回戦が7月27日に福島県Jヴィレッジ等で行われ、1回戦を盛岡商高に4対1で勝利した山学高は、1回戦シードで2回戦から初戦を迎える和歌山代表の近大和歌山高と、住鉱エナジーマテリアルNARAHAピッチで対戦した。試合は開始直後の前半3分、FWオノボフランシス日華(3年)が相手ペナルティエリア前でパスを受けると、ドリブルで持ち込んでシュートを決め、先制点を上げる。その後も山学高が主導権を握り、前半27分にはFWオノボが相手DFを振り切って右足を振り、2対0に点差を広げる。更に前半アディショナルタイムの39分にはMF田中雄大(3年)の右CK(コーナーキック)からDF中村嘉希(3年)が頭で合わせ、3対0で前半を折り返す。後半も開始直後の2分に左CKのセットプレーで、MF細田康貴(3年)のクロスに再びDF中村がヘディングシュートを決めて4対0。その2分後の後半4分には近大和歌山高が一瞬の隙を突き、山学高ゴール前中央からのシュートを許し1点を返されるも、その後は反撃を許さず、初戦に続き4対1で勝利した。山学高は、次戦でベスト8を懸け、29日に静岡県代表の浜松開誠館高と対戦する。
「令和7年度全国高校総合体育大会サッカー競技大会(インターハイ)」が7月26日に開幕し、山梨学院高は1回戦を岩手県代表の盛岡商高と対戦し、4対1で勝利した。4大会連続でインターハイを戦う山学高は、昨年まで3大会連続で2回戦敗退となっている。今大会は前年までの悪い流れを払拭し、インターハイを制覇した2018年以来のベスト16進出を懸けて、今大会2回戦で初戦を迎える和歌山県代表の近大和歌山高と2回戦を戦った。
試合記録

◆山梨学院高出場メンバー ※〇内数字は学年
GK 1青木拓実②、DF 2藤井サリュー②、13中村嘉希③、15冨井悠真②、24明石琉聖②、MF 6山田琉翔③(後半33分→20薮野壮二朗②)、7田中雄大③、8高見啓太③cap(後半33分→28小沼琉之介①)、10細田康貴③(後半24分→FW 18メアスソムナン②)、11横田 椋③(前半16分→DF 5横内皇大③)、FW 9オノボフランシス日華(後半0分→19手塚蒼一郎②)
◆控え選手
GK 17渡邊修斗③、DF 3岩崎詢平②、MF 16竹内 蓮③、27比嘉純太郎③
◆試合経過
試合開始直後の前半3分、FWオノボフランシス日華(3年)が相手ペナルティエリア前でMF横田椋(3年)からパスを受けると、ドリブルで持ち込みシュートを決め先制する。その後も山学高は勢いのまま主導権を握り、前半27分にはFWオノボがドリブルで相手DFを振り切って相手ゴール前で右足を振り抜き、この日2点目を上げる。前半アディショナルタイムの39分には、MF田中雄大(3年)の右CKからDF中村嘉希(3年)が頭で合わせ、3対0で前半終了。後半も2分に左CKでDF藤井サリュー(2年)のパスからMF細田康貴(3年)がクロスを上げ、再びDF中村がヘディングシュートを決め4対0。直後の後半4分には近大和歌山高が山学高ゴール前でミドルシュートを決め1点を返されるが、その後は集中した守備で近大和歌山高の追加点を許さず、初戦に続き4対1で勝利した。
◆監督、選手コメント
大場健史監督:
「(山学高)は昨日もゲームをやっていて、相手は今回がファーストゲームだったため、かなり疲労もきていましたが、そうは言っていられないので、選手を鼓舞しながら諦めないでやり切ろう、自分たちのやりたいことをしっかりやるという話をしました。オノボの個の力で得点できるのも良いですが、セットプレーで点を取れるのも大きいです。今日は中村がセットプレーで2得点してくれて良かったです。(次戦の)浜松開誠館さんも強いので、もう一度締め直します」
高見啓太主将:
「入りは良い形で得点できましたが、後半は押し込まれる展開もあったので、もっと気を引き締めていかないといけないと思います。浜松開誠館さんは力のあるチームだと思いますので、自分たちも自信を持って戦いたいです」
2018年以来7年ぶりの2回戦を突破した山学高は、29日の3回戦を、静岡県代表の浜松開誠館高と対戦する。
文(R.K)、カメラ(今村 佳正)2025.7.27