山梨学院大学ニュースファイル

全日本大学バスケ山学女子登場

Vol.3560 | 2025年12月11日

山学女子はインカレ2回戦から出場
最悪の立ち上がりから立教大に肉薄

バスケットボールの大学日本一を決めるインカレ「第77回全日本大学バスケットボール選手権大会」。山梨学院大チームは男女ともに決勝トーナメントからの出場。男子は1回戦勝利後、日大に2回戦で敗退した。一方、昨年のインカレ4位の女子は2回戦からの出場で11日に立教大と対戦した。立ち上がりが最悪だった。1Qに10点差を付けられてしまい、3Q途中に同点に追いついたが、そこから再び突き放され、4Qの巻き返し及ばず初戦で敗退した。山学大勢は男女ともに上位進出を果たせず大会から姿を消した。

苦しい戦いになった。前日の決勝トーナメント1回戦で日本女子体育大を大差で下して勝ち上がってきた立教大の勢いに山学大女子は飲み込まれてしまった。こういう入りを初戦の硬さというのだろう、最悪の立ち上がりになってしまった。山学のシュートはことごとくリングに嫌われ、勢いに乗った立教のシュートはことごとくリングに吸い込まれた。1Q終了時点の得点は7対17と10点差を付けられる大苦戦となった。2Qに巻き返し24対29と5点差に詰めてハーフタイム。さらに3Qの途中でいったんは同点に追いつき、これでいけると思ったのだが、直後に立教が立て続けに3ポイントを決めて一気に突き放されてしまった。4Qの懸命の追い上げ及ばず62対68で敗れた。

試合結果

◆山学大女子出場メンバー
背番号・ポジション・名前・学年・身長の順
PG=ポイントガード、SG=シューティングガード、SF=スモールフォワード、PF=パワーフォワード、C=センター、

【スターティングメンバー】
5番SG藤澤夢叶④161cm、17番SG北條瑚奈②163cm、22番Cアチャラ オゲチクランシー④180cm、31番C秋谷詩③175cm、70番SF皆川もえ④169cm、

【順次交代メンバー】
0番SF平野和々美②169cm、7番SG安藤美優①171cm、8番Cアググア チカチュクウ④185cm、9番PG岡田彩葉①160cm、
(平均身長 169,8cm)


今シーズンの山学大女子は、「走り抜く」「守り抜く」「攻め抜く」「戦い抜く」「仲間のために」の5つを掲げ、硬いディフェンスからスピーディなバスケットをめざしてきた。「これでいい」ではなく「こうしなければいけない」を常にみんなで考える集団になり、伝統校・強豪校がひしめく日本一厳しい関東大学女子リーグ1部再昇格を果たし6勝9敗で5位の成績を残した。今回のインカレは初戦で不覚を取ったが、大学日本一を目指せるチーム力は備わってきている。試合後、林五十美監督は「相手がよかったというより、自分たちの力を出せないで負けてしまった。4年生は下級生の時から主力で出ていた子が多く2部に落ちたチームを1年で1部に再昇格させるなど大変苦労した4年間だった、よく引っ張ってくれた」と4年生への感謝を言葉に表した。藤澤夢叶主将は「チームを勝たすのが自分の仕事だと思っていたので、最後こんな形で終わってしまい悔しいです。後輩たちには今年の悔しさをばねにして来年はベスト4以上、優勝を目指してほしい」と溢れ出そうになる涙を懸命にこらえながら話してくれた。後を引き継ぐ3年生以下の後輩たちは、男子も女子も、インカレの悔しさと先輩たちの思いを胸に、この冬の間、自分の力を一歩一歩、一段一段、高める努力を重ねていく。

文(井出昌孝)・カメラ(平川大雪)2025.12.11