山梨学院大学ニュースファイル

年末年始全国大会出場選手壮行会

Vol.3559 | 2025年12月10日

山梨学院高で全校生徒が選手を激励
出場選手全員が全国での健闘を誓う

山梨学院高校で、年末年始に行われる全国大会に出場するチームと選手を激励する合同壮行会が12月10日に行われた。全国の舞台に立つのは“全国選抜”に出場する「ホッケー部」“都大路”を駆ける「男女駅伝部」“ウインターカップ”に初出場する「バスケットボール部」“花園”に連続出場する「ラグビー部」“選手権”全国制覇を目指す「サッカー部」“冬季総体”に出場するスケート部員。全選手がユニホーム姿で壇上に上がり、生徒全員で折った千羽鶴と花束が贈られ、選手の代表が真冬の舞台での健闘を誓った。

師走の山梨学院高校前庭に全校生徒1220人が集い、ユニホーム姿の選手たちが壇上に並んだ。挨拶した吉田正校長は「全国大会にこれだけのチームと選手を送り込む学校は少ない。100%力を発揮して、ベストを尽くしてほしい」と選手を励まし、生徒代表の飯沼春薫(はるか)生徒会長が「このメンバーで臨む大会はまさにこの瞬間にしかありません。これまでの努力を信じ、全力で頑張ってきてください」とエールを送った。各チームの監督が一人一人の名前を読み上げて選手を紹介、勝利を願って折った千羽鶴と花束を生徒会委員がそれぞれのチームに手渡した。選手代表のバスケットボール部安原楓真(ふうま)主将は「インターハイで負けた悔しさを晴らすために全国大会に臨みます。応援して下さるすべての人への感謝を忘れず全力でプレーしてきます」と全国に挑む決意を述べた。

今年の年末年始大会、最初に登場するのはホッケー部、岐阜県各務原市の三菱重工ホッケースタジアムで開催される選抜された24校による「全国高校選抜ホッケー大会」初日の20日(土)に清水国際高(静岡)と対戦する。次いで男女駅伝部が翌日の21日(日)にたけびしスタジアム京都(西京極総合運動公園陸上競技場)発着で各都道府県代表と都大路で健脚を競う。23日(火)には強化指定2年目でウインターカップに初出場する1・2年生軍団のバスケットボール部が東京・京王アリーナで帝京第五高(愛媛)と対戦する。3年連続のラグビー部は東大阪市の花園ラグビー場で28日に明和県央高(群馬)との初戦を迎え去年に続き今年も花園での年越しを目指す。全国高校サッカー選手権に出場する全国制覇計3回のサッカー部は29日に京都橘高と埼玉・浦和駒場スタジアムで初戦を戦う、サッカー部も年越しと国立を目指す。最後に1月23日から栃木県日光市霜降スケートセンターで開催される冬季高校総体スピードスケートに4選手が出場し、氷に青春の軌跡を刻む。

壮行会の最後は、応援団、吹奏楽部、チアリーダー部のリードによる校歌の斉唱と突撃のテーマ。全校生徒で全選手を全国に送り出した。どの選手も改めて山梨学院の代表であり、山梨県の代表であることを感じたことだろう。選手たちには冬の檜舞台で自分の力を精一杯発揮して活躍してもらいたい。また、応援に行く生徒は寒いだろうけれど全力で応援してもらいたい。選手・応援団 それぞれにエール!

文(井出昌孝)・カメラ(平川大雪)2025.12.10