第105回全国高校ラグビー大会 1回戦
15点差をひっくり返す。明和中央(群馬)破り2回戦へ

36 – 20で逆転勝ち。2年連続で初戦を突破
山梨学院が15点差をひっくり返して明和中央(群馬)に逆転勝ち─。第105回全国高校ラグビー大会第2日は12月28日、東大阪市の花園ラグビー場で1回戦が行われ、山梨代表で3年連続3回目出場の山梨学院は明和県央と対戦した。試合は前半11分までに立て続けに3トライを奪われて15点差を追いかける展開。しかし、20分、24分にナンバー8伊藤直哉が連続でトライを決め、12 – 15と3点差に追い上げて前半を終了。後半は3分にラックからロックのラヴアメ・コロコヴ・クナハウのトライで逆転した。その後も3つのトライを挙げて36 – 20で逆転勝利し、昨年に続き初戦を突破した。
3トライを許し、11分で15点のビハインド
山梨学院は試合開始1分に相手フォワードにモールを押し込まれトライを許した。その後ラインアウトでマイボールを取れないなどミスを連発、8分、11分と続けてトライを奪われ、0 – 15とされて苦しい展開になった。 しかし、自慢の強力フォワードが次第に力を発揮して流れを引き寄せた。20分にマイボールのラインアウトからモールを押し込むとナンバー8伊藤直哉がトライ。直後の24分には残り10メートル地点で再びラインアウトモールを押し込んでナンバー8伊藤直哉が連続トライにつなげた。12 – 15と点差を3点に縮めて前半を折り返した。
後半3分、逆転に成功。強力フォワードが本領発揮
後半は山梨学院が自慢の強力フォワードでゲームを支配する場面が続き、終了間際まで山梨学院の試合展開となった。 3分にラックから展開して細かいパスをつなげ、最後はロックのラヴアメ・コロコヴ・クナハウのトライで17 – 15と逆転に成功した。6分にもパスを何度も回しSO熊谷永遠がトライ。10分にはマイボールラインアウトからのモールをナンバー8伊藤直哉が抜け出し、最後はロックのポレ・ビリアミ・マロロが押し込んだ。 17分には再び強力フォワードがモールで前進、ナンバー8伊藤直哉がこの日3つ目のトライを決め36 – 15と突き放した。終了直前、明和県央に1トライを返されたものの、前半15分から試合終盤にかけて力強いフォワードを前面に36 – 20で逆転勝ちした。
フォワードに強み。15点差も心配なかった
古屋勇紀監督は「15点のビハインドはあったが、うちはフォワードに強みがあるので心配はなかった。自分たちのラグビーをすれば必ず取り返せると思っていた」と試合を振り返った。鈴木愁平主将は「前半取られた2トライまでは想定内。しかし、3本目は想定外だったのでディフェンスを修正して次戦に臨みたい」と意気込みを語った。 2回戦は12月30日にシード校の東海大相模(神奈川第2)と戦う。
試合結果


文(古屋賢二)・カメラ(平川大雪)2025.12.28

