山梨学院大学ニュースファイル

山梨学院、花巻南に惜敗。インターハイ女子ソフトボール

Vol.3617 | 2026年7月28日

初回、手痛い失点も強豪校と渡り合う
相手好投手に打線つながらず2回戦で涙

令和8年度全国高校総合体育大会(インターハイ)の女子ソフトボールは7月28日、大阪府・セレッソスポーツパーク舞洲で2回戦が行われた。山梨県代表の山梨学院高は岩手県代表の花巻南高と対戦した。花巻南高は昨年U18日本代表に選出された佐藤絵鈴投手を中心に前回大会でベスト8入りした強豪校。
試合は先攻の花巻南高が初回2点を先制、山学高が追い駆ける展開に。山学高は初回こそ2点を失ったものの、小堀愛実→栗原しおりの継投で二回以降は無失点に抑えた。打線は花巻南高の先発・佐藤絵鈴に苦しめられ、ヒットわずか2本で完封負け。3回戦進出はならなかった。

小堀、立ち上がりの制球定まらず先制許す

一回表、花巻南高の攻撃。山学高の先発投手は左の小堀愛実。小堀は立ち上がりにコントロールが定まらず先頭打者を四球で出すと、3番死球で1死一、二塁と得点圏にランナーを背負った。4番を打ち取るもランナーは進塁して2死二、三塁。続く5番にも四球を与え2死満塁とピンチを広げた。ここで6番打者にフルカウントからの6球目をレフト前に運ばれ2点タイムリー、先制を許す。なおも2死二、三塁とピンチは続いたが、ここは小堀が踏ん張り7番打者からこの日初めての三振を奪い追加点は許さなかった。
小堀は二回の花巻南高の攻撃を無失点に抑えて、三回からは栗原しおりが継投した。

追い駆ける山学高の攻撃は三回まで3者凡退。花巻南高のエース佐藤絵鈴に4三振と苦しめられた。2巡目に入った四回、1番・原崎菜緒がライト前ヒット、ノーアウトのランナーを出す。2、3番が倒れるも4番・郷古あいみが四球を選び2死一、二塁と初めて得点圏にランナーを進めた。しかし、次打者が三振を奪われ、あと1本が出ない。
山学高は五回、六回とも3者凡退。

最終7回表、花巻南高の攻撃。三回からリリーフの栗原しおりは要所を締めて六回までスコアに0を並べた。しかしこの回、先頭打者に四球を与え、後続に左前安打を浴び2死満塁のピンチ。栗原はここで踏ん張り、相手4番を中飛に打ち取りチェンジ。追加点を許さず味方の反撃を待った。

その裏、山学高最後の攻撃。しかし3、4番が倒れ2死走者なし。凡退で試合終了を避けたい山学高。5番は四回に二塁走者を置いて三振を喫した船津琴音。船津は初球を強打。打球はグラウンドで跳ね返り花巻南高のピッチャー佐藤のグラブを弾く。船津、ヘッドスライディング。セーフ。気迫で2死一塁とする。続く6番・鈴木一瑚はショートゴロ。ショート、二塁諦め一塁送球。鈴木もヘッドスライディング。アウト、試合終了。

インターハイ2回戦、この試合が現チームの最後になった。残念な結果となったが、ヘッドスライディングの船津は2年生、鈴木は1年生。好リリーフした栗原しおりも2年生。新チームも楽しみだ。

立ち上がりペースつかめず残念。3年生に感謝

【渡辺努監督の話】
立ち上がりにペースがつかめず残念な結果になりました。相手のピッチャーは力があるのでロースコアは想定内。先発の小堀は前の試合で投げていなかったので緊張があったのかもしれない。この暑さなので継投は予定通り。このチームには控えにも良い選手がいて、起用できないまま終わったのが心残り。今のチームはこの大会がラスト。3年生はとても良い子たちで感謝しています。

試合結果

◇山学高先発打順・(守備位置)  ◎は主将
1.(遊)原崎菜緒(1年)、2.(三)飯田莉央(2年)、◎3.(投→ 一)小堀愛実(3年))、4.(捕)郷古あいみ(3年)、5.(二)船津琴音(2年)、6.(右)鈴木一瑚(1年)、7.(DP)斎藤真瑚(3年)、8.(左)若杉凛音(2年)、9.(中)武石麻愛(3年)、(FP・一) 加藤瑠唯(3年)→(投)栗原しおり(2年、3回表)

[投手]小堀 愛実 投球回2回 奪三振2 失点2
栗原しおり 投球回5回 奪三振4 失点0
[捕手]郷古あいみ

(文 古屋賢二)(カメラ 平川大雪) 2026.7.28