山梨学院大学ニュースファイル

山学大陸上競技部 スポンサー契約発表会

Vol.3535 | 2025年10月9日

サンリオがユニホームスポンサー
箱根を目指す陸上競技部を支える

山梨学院大学陸上競技部と株式会社サンリオとの間でスポンサー契約が結ばれ、10月9日に記者発表会が行われた。選手が着用するユニホームの胸にサンリオのロゴが入るロゴスポンサー契約。山学大チームは18日に行われる箱根駅伝予選会から新ユニホームで出場する。

記者発表会には、山梨学院大学の青山貴子学長、麻場一徳陸上競技部部長、大﨑悟史陸上競技部長距離駅伝監督、弓削征慶主将、サンリオからはコーポレートブランディング部鶴谷哲司シニアマネージャーが出席し山梨学院広報スタジオで行われた。挨拶した青山貴子学長は「笑顔で幸せの輪を広げるサンリオ様のビジョンは、世界に貢献する人作りを目指す本学の教育理念とも深く響きあうものだと思っています。学生たち、応援して下さるすべての方々の心にメッセージが届くことを願っています」と大学を代表して感謝を述べた。サンリオの鶴谷哲司氏は「創業者が山梨出身ということもありますが、ハローキティの『リボン』と駅伝の『タスキ』は似ていると考えております。タスキをつないで人間形成を図る陸上競技の姿勢とサンリオが目指す人と人の気持ちを結びつけて仲良くする理念は非常に近いと考え、応援させて頂くことになりました。山梨からハローキティのように世界に羽ばたく選手を輩出することに貢献できればと思っています」と契約の経過を説明された。麻場一徳部長が支援への感謝を述べ、大﨑悟史監督が記者の質問に答え、選手を代表して弓削征慶主将が「チーム一丸で予選会を突破し、箱根で新ユニホームを輝かせます」と決意を述べた。その後、平八重充希副主将がロゴ入りユニホーム姿で登場しお披露目、ハローキティも登場、その愛くるしい仕草で会場は一気に笑顔に包まれた。

サンリオの創業者辻信太郎名誉会長は甲府市出身。山学大とは経営情報学部の学生グループがオリジナルハローキティグッズをコラボ開発するなど、かねてからつながりが深く、今回のスポンサー契約に至った。

山学大チームは6年連続39回目の箱根駅伝出場を目指している。昨年は予選会3位の好成績で本戦に出場したが総合成績18位で終わった。今年の予選会は18日(土)に例年通り陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園で行われる。暑さ対策でこれまでより1時間早い午前8時30分スタートとなる。長距離チームの今年のスローガンは「甲斐の疾風~Sky is the Limit~」、予選会突破に向け、チーム一丸、連日疾走を重ねている。

文(M.I)・カメラ(平川大雪) 2025.10.9