山梨学院大学ニュースファイル

箱根駅伝往路シード狙える12位

Vol.3573 | 2026年1月2日

キピエゴ7人抜き弓削5人抜きの快走
シード権を狙える往路12位で復路へ

“箱根駅伝”「第102回東京箱根間往復大学駅伝競走」が正月2日に大手町をスタートした。山学大は1区の平八重充希が期待に応える走りで2区のブライアン・キピエゴに12位でつなぎ、キピエゴが各校のエースが走る花の2区で7人抜きの快走で5位に引き上げ、3区占部大和、4区阿部紘也が懸命につなぎ5区の弓削征慶に17位でタスキを渡した。卒業後は一般企業に就職する主将はこれが競技人生ラストラン、山学の山の神は魂の走りで箱根の山を駆け上がり、5人を抜いてシード権が狙える12位で芦ノ湖にゴールした。黒田朝日選手の驚異の走りで大逆転でトップに躍り出た青学大との差は9分20秒差、山学大は繰り上げなしスタートで3日の復路に挑む。

12月12日に大学キャンパスで行われた壮行会で、弓削征慶(ゆげ まさよし)主将(4年)は「目標はシード権獲得です。テレビでの応援が力になります、沿道での応援はさらに力になります。その期待に応えるよう全力でタスキをつなぎます」と決意を述べた。待ちに待った正月2日の本番、6年連続39回目出場の山学大チームは、10年ぶりのシード権獲得を胸に1区の平八重充希(ひらやえ みつき)(4年)が午前8時に大手町を飛び出した。大集団が一斉に走る混戦の中で期待に応えトップと1分6秒差の12位で2区のブライアン・キピエゴ(3年)につなぎ、キピエゴが各校のエースが走る花の2区で区間3位の7人抜きの激走で順位を5位に引き上げた。3区の占部大和(うらべ とわ)(3年)が11位でつなぎ、4区の阿部紘也(ひろや)(2年)は苦しみながら懸命に走り5区の弓削主将に17位でタスキを渡した。弓削は京都・洛南高の出身、卒業後は京都の一般企業に就職する。上りは誰よりも早い上りのスペシャリスト、山学の山の神はこれが競技人生ラストラン、力の限りを尽くした魂の走りで箱根の山を駆け上がり5人を抜いてシード権が狙える12位に引き上げて芦ノ湖のゴールに飛び込んだ。

山学大の往路12位はシード権を獲得した2016年以来の高順位。合計タイム5時間27分28秒はシード権内の10位東海大とは1分18秒差。壮行会で「選手は私以上に本気でシード権を取るという気持ちでいます。必ず皆さんの心に響くような走りをしてくれると思います」と話していた大﨑悟史監督は往路後の取材に対し「復路でシード権にもっていくことは十分可能」と復路の選手の走りに期待を寄せた。

(文 井出昌孝)(カメラ 平川大雪・藤原稔・今村佳正・小池裕太・斉田和也) 2026.1.2