山梨学院大学ニュースファイル

第98回日本学生氷上競技選手権大会スピードスケート競技

Vol.3577 | 2026年1月7日

飯田明音が1500m3000mの2冠達成
下級生がポイント獲得 来季に期待

第98回日本学生氷上競技選手権大会(インカレ)のスピードスケート競技が1月5日から7日まで北海道釧路市を舞台に開催された。10月のショートトラック(ST)競技の結果と合わせ学校対抗戦としても争われる。
初日は男女500m、1500mなどの競技が行われ、このうち女子1500mでは、飯田明音(2年)が1位、男子500mで吉澤翔(3年)が6位。2日目には女子3000mで飯田が1位、男子1000mで吉澤が9位となり学校対抗得点を獲得。最終日の2000mリレー、チームパシュートは男女ともに表彰台には届かなかった。ST競技の学校対抗得点の加点もあり、男子スピード部門5位、女子スピード部門2位の最終結果となった。

1月5日(大会1日目)

競技初日は男女500m、男女1500m、男子10000mが行われた。このうち女子1500mでは、今シーズンワールドカップ参戦の飯田明音(2年)が優勝、学校対抗得点獲得に貢献。また、女子500mで中西琴葉(4年)が11位に入り、得点を積み上げた。男子500mでは吉澤翔(3年)が6位入賞を果たした。初日終了時点で男子は17点獲得し8位、女子は19点獲得し4位となった。
女子1500mで優勝した飯田明音選手は「インカレという大きな大会で1位を取ることが出来たという事は素直に嬉しいという気持ちと、明日も良い滑りが出来るように頑張りたいと思っています。明日の3000mは一番得意な種目なので、リンクレコードを狙いつつしっかり1位になれるように頑張りたいと思います」と語った。

1月6日(大会2日目)

2日目は男女1000mと女子3000m、男子5000mが行われ、女子3000mで飯田が圧巻の滑り、1500mに続き優勝。男子1000mでは吉澤が9位入賞を果たし、初日に続き学校対抗得点を積み上げた。2日目終了時点で、男子は24点で8位、女子は38点で5位となった。
初日の1500mに続き3000mも制した飯田明音選手は「昨日の1500mも今日の3000mも勝ち切ることが出来てすごく嬉しいです。インカレという大きい大会で、今出来ることをやりたいと思っていたので達成感がありました。明日パシュートとリレーがありますが、どちらも自分が引っ張るぐらいの気持ちで、チームに貢献できるように頑張りたいと思います」と語った。

1月7日(大会最終日)

大会最終日はで男女リレー、男女チームパシュートレースが行われた。女子2000mリレー(中西、佐伯紅葉(2年)、大窪菜緒(2年)、飯田)5位、女子チームパシュート(飯田、平林美憂(1年)、大窪)が4位、男子2000mリレー(大窪優太(4年)、澤勇気(2年)、細井勇大(3年)、吉澤)が5位、男子チームパシュート(井上由貴緒(2年)、吉澤、金子直樹(4年))が9位と、いずれも3位以内の表彰台には届かず僅かな学校対抗得点の獲得に留まった。3日目終了して、男子は32点で8位、女子は48点で5位。3日間の大会を終えた。この結果ST部門を含むスピード部門で男子5位、女子はスピード部門2位となった。

大会を終えて大窪優太スピードスケート主将は「女子で個人2冠は久しぶりなのと、男子の個人種目で入賞しているのは自分が入学後初めてだったので、個人の力は伸びてきていると思います。今年2年生二人がポイントを取ったので、来年は明るいなというのはあります。こんなに大きなチームに入ったことがなかったので、本当は実力で引っ張ればと考えていました。その中で、仲良いチームは作りたいとは思っていて、上下関係はしっかりしているのですけど後輩からも来てくれるようなチームの雰囲気だったので、そこは(結果に)繋がってきたというのはありますね。皆実力がついてきたので、周りを気にせず、自分たちのことを信じていれば結果はついてくるので、堂々としてほしい」と語った。

篠原祐剛監督は「マイナス15度の中での試合という事で、天候との勝負もありましたが、選手たちは自分の持っている力を発揮し、パフォーマンスをしてくれたと思います」女子2冠の飯田選手については「3大会ぶりに優勝者を出すことが出来て、しかも2冠を達成することが出来たので、本人も今シーズン日本代表の選手としてワールドカップを転戦してきたので、力通りの成績を出してくれたと感じました。」来年に向けては「得点を獲得した下級生がいるので、その選手たちは表彰台を狙いつつ得点を獲得して学校対抗にしっかりつなげていくという形に持っていきたいと思っています。」と述べ、来季を見据えた。

大会終了後にはスケートインカレ恒例の引退式が行われ、卒業する4年生一人一人がこれまでの思い出や感謝を口にし、後輩からは花束が贈られ、笑顔で集合写真に納まり4年生を送り出した。

文・カメラ (平川大雪) 2026.1.7