山梨学院大学ニュースファイル

山梨学院高、阿南光高破りベスト8。インターハイ男子ホッケー2回戦

Vol.3621 | 2026年8月9日

先制を追い付かれるも第3Qに勝ち越し
終了間際、ロスタイムの一撃で突き放す

男子第89回全国高等学校ホッケー選手権大会(インターハイ)男子ホッケーは8月9日、滋賀県米原市内で2回戦が行われ、山梨学院高は徳島県立阿南光高と対戦、3対1で快勝しベスト8に進出した。試合は第1Q(クオーター)8分に山学高#15FW中澤海慈がシュートを決め先制。しかし、第2Qに阿南光高に追い付かれ1対1のまま前半を折り返した。後半、山学高は豊富な運動量でゲームを支配。第3Qに勝ち越し点を、さらに第4Qロスタイムに1点を加え3対1として2回戦を突破した。山学高は10日の準々決勝で昨年2回戦で敗れた八頭高(鳥取)と対戦する。

#15FW中澤海慈、リバウンドを叩き込む

【男子2回戦 山学高3-1阿南光高】
第1Q
試合は阿南光高のセンターパスでスタート。両チームとも一進一退の拮抗した立ち上がり、ボールを奪うもなかなかシュートにつながらない。

山学高は8分、セットプレーからサークル内にこぼれたボールを#15FW中澤海慈が振り向きざまにヒットシュート。ボールはGKの左側を抜けネットを揺らした。
山学高は終了間際にPC(ペナルティーコーナー)を獲得するが得点には至らない。1対0で第1Qを終えた。

第2Q
4分、阿南光高がセットプレーからバックパス。#4、#2とつないで上がり、#8のシュートを山学高GKが弾くと、リバウンドを#7が押し込み同点、スコアを1対1とした。
その後の5分はボールを奪い合い、互いに相手サークル内に攻め込めない。山学高は9分、11分に連続でPCを獲得。しかし、9分のPCはシュートが枠を外れ、11分はパスを相手に奪われシュートに至らなかった。その後も相手サークル内に攻め込むが、決定機とはならず1対1のまま前半を折り返した。

豊富な運動量でゲームをコントロール

第3Q
山学高のセンターパスにより開始。3分、山学高#14FW加納遵人が巧みにサークル内に持ち込み強烈なシュート、惜しくもゴール枠を外れる。阿南光陣内でのプレーが増え、山学高の時間帯。7分、山学高がPCを獲得するも枠を捉えられず。
10分、山学高がPS(ペナルティストローク。サッカーのPK相当)獲得。これを#8MF望月蒼生が慎重にゴール右隅に決め、勝ち越し。スコアを2対1とした。
このQは山学高が豊富な運動量で阿南光高にチャンスらしいチャンスを与えなかった。

第4Q
5分、阿南光高がPCを獲得するもシュートは外れる。その後は運動量に勝る山学高が敵陣で攻めた。球際の激しい攻防も強さを見せた。しかし、幾つかあったセットプレーのチャンスは追加点にならなかった。
このまま試合終了かと思われたロスタイム、山学高は自陣でのセットプレーから#5DF飯野耀太がボールをすくい上げて前に送るスクープパス。これを#3DF與野蒼太がキャッチ、ドリブルで上がってディフェンダー2人をかわし右前の#16FW小野快斗にパス。小野が無人のゴールに流し込み、スコアを3対1として突き放した。試合はそのまま終了、山学高が勝利した。

ペナルティストロークで流れを変えられた

【勝ち越し決勝点の望月蒼生選手の話】
ペナルティストローク(PS)は任されていて、1回戦でも同じようなPSがありました。こういうコースなら決まるというのをイメージしながら、落ち着いていつものコースに入れました。あそこで入ったので、流れを変えられたのかなと思います。次は去年、2回戦で負けた八頭高戦。しっかりリベンジを果たして準決勝に進みたいと思います。

逆転されず同点に留めたことが勝利を呼んだ

【高野雄介監督の話】
普段のコートと違い滑りやすくシュートの精度が落ちましたが、立ち上がりは良かった。同点に追い付かれ、あそこで逆転されていたら、きっと慌てて負けるパターン。人数が少なくも粘ってしっかりと同点に留めたことが勝利につながりました。以前は接戦で格下のチームに負けることもありましたが、そこは修正できています。10年以上も遠ざかっているベスト4を目指します。

試合結果

《山学高登録メンバー》※〇数字は学年、◎印は主将
#1GK仙洞田光弥③、#2DF志村咲太郎③、◎#3DF與野蒼太③、#4DF井上怜音①、#5DF飯野耀太②、#6DF阿部兼丈②、#7DF三原幸斗①、#8MF望月蒼生②、#9MF中村和優①、#10MF秋山波琉②、#11GK志村優斗①、#12MF飯野響介①、#13有井陸人、#14FW加納遵人③、#15FW中澤海慈②、#16FW小野快斗①、#17FW磯結羽至①、#18米山蒼太郎③

(文 古屋賢二)(カメラ 平川大雪) 2026.8.9