山梨学院大、決勝惜敗で準優勝。東日本学生レスリング最終日
接戦の4試合を勝ち切れず日大に苦杯
準決勝で日体大破るも3連覇ならず

レスリングの東日本学生リーグ戦最終日は6月18日、東京・駒沢公園体育館で決勝戦などが行われ、1部Aグループ1位の山梨学院大は準決勝で同Bグループ2位の日本体育大を4対3で下し決勝に進んだ。決勝は23年ぶりの優勝を狙う日本大と対戦したが、3対4で敗れ目標の3連覇には惜しくも届かなかった。
山学大は決勝戦の第4試合を終わり、日大にチームスコアを1対3とされ苦しい展開。5人目の86kg級・増田大将が踏ん張り14対2で相手を圧倒、チームスコア2対3として追い上げた。
続く65kg級・内田怜児はリードされた終盤に意地を見せ4対4とポイントで追い付いた。このまま試合終了となれば最後にポイントを挙げた内田の勝利目前、残り10秒から相手にタックルを決められ4対6と逆転負け。日大が4勝目を挙げ栄冠を手にした。
山学大は日大との決勝に3対4で敗れたが、4敗のうちポイントが同点の負けが1試合、1点差の負けが2試合(うち1試合はチャレンジ失敗により2点差)、残り時間数秒で逆転された2点差負けが1試合と僅差だった。
決勝戦の各階級7試合で山学大の挙げた総ポイントは47。日大は26だった。圧勝した試合がある一方、接戦に競り負けた準優勝だった。
山学大は準決勝で強豪の日体大と対戦した。第4試合までにチームスコアを4対0として早くも決勝進出を決めた。しかし、残りの3試合をすべて失い結局4対3の接戦だった。
試合後、今大会の優秀選手が発表され、山学大からは57㎏級の勝目大翔(4年)が敢闘賞を受賞した。
3連覇の重圧の中、選手はよくやってくれました
【小幡邦彦監督の話】
日大が守ってくる展開は分かっていました。日大の流れがよく、流れに乗れるか乗れないかが団体戦の怖さであり面白さ。勝負どころで僅かに勝ち切れなかったが、3連覇のプレッシャーの中、選手はよくやってくれました。敗戦を教訓に、今後はチャレンジャーとして内閣総理大臣杯に向けて頑張りたい。
このままでは終われません
【勝目大翔主将の話】
敗れたのは自分の責任です。僅差で負けたのはチーム全体の力が足りなかったから。このままでは終われません。内閣総理大臣杯は絶対に勝ちます。
試合結果
1部リーグ・ファイナルステージ
▼決勝 山学大● 3-4 ○日大(23年ぶり7回目優勝)
【74㎏】 伊藤海里● 2-2 ○吉田アリヤ
【57㎏】 勝目大翔● 4-6 ○倉本亮弥
【61㎏】 須田 宝○ 16-3 ●田島翼
【125㎏】 カラベック アリスタン● 2-3 ○藤田宝星
【86㎏】 増田大将○ 14-2 ●松岡大洋
【65㎏】 内田怜児● 4-6 ○伊藤洋行
【70㎏】 荻野大河○ 5-4 ●碓井晴登
▼準決勝 山学大○ 4-3 ●日体大
【125㎏】 カラベック アリスタン○ 10-0 ●丸山政陽
【70㎏】 荻野大河○ 5-1 ●細川周
【61㎏】 須田 宝○ 10-0 ●古市大翔
【74㎏】 安藤慎悟○ 1-1 ●山下凌弥
【86㎏】 増田大将● 0-2 ○神谷龍之介
【65㎏】 内田怜児● 0-11 ○西内悠人
【57㎏】 勝目大翔● 0-3 ○小川大和]
《個人賞》
【1部リーグ】▼敢闘賞 勝目大翔(山学大)
1部リーグ順位決定戦
▼3、4位決定戦 日体大○ 4-3 ●育英大
▼5、6位決定戦 明大○ 4-3 ●中大
▼7、8位決定戦 早大○ 4-3 ●拓大
▼9、10位決定戦 国士舘大○ 4-3 ●神大
▼11、12位決定戦 専大○ 5-2 ●東洋大
(文 古屋賢二)(カメラ 平川大雪) 2026.6.18

