山梨学院大学ニュースファイル

榎本裕月(女子100自)24年ぶり県新で準優勝。競泳日本学生選手権・第1、2日

Vol.3628 | 2026年9月4日

女子400mリレーでも山学大が県新で2位
山本優羽、女子400m 個人メドレー4位

第102回日本学生選手権水泳競技大会(インカレ)は9月3日、大阪・東和薬品RACTABドームで開幕、4日間の熱戦が繰り広げられた。山梨学院大勢は第1日の女子100m自由形で榎本裕月(1年)が54秒80のタイムで準優勝した。OGの萩原智子さん(2003年卒)が02年にパンパシフィック選手権でマークした54秒97の山梨県記録を0秒17更新、24年ぶりの快挙だ。また女子400m個人メドレーの山本優羽が4分43秒37で4位と健闘した。
2日目は女子400mリレーで山学大チーム(榎本裕月、濵野美海、煙草谷さくら、矢ヶ崎楓来)が3分44秒06のタイムで準優勝。自らが持つ県記録を2年ぶりに1秒59更新した。4人のうち榎本を除く3人は3年で、来年のインカレでは優勝の期待が高まる。そのほか前日の女子100m自由形で準優勝した榎本が同200mに出場、2分を切って1分59秒65の自己新で4位に入った。

高木理夢、男子200m 背泳ぎで6位

【女子1日目】
▽400m 個人メドレー予選
  ③ 山本優羽 4:42.53 =決勝へ
  ⑬ 米田愛菜 4:54.27 =B決勝へ
  ㉚ 角田逢月 5:04.54
 同B決勝
  ⑦ 米田愛菜 4:55.64
 同決勝
  ④ 山本優羽 4:43.37
▽200m 背泳ぎ 予選
  ㉓ 石田 葵 2:20.41
  ㉛ 中山 結 2:23.30
▽100m 自由形 予選
  ③ 榎本裕月 55.49
  ⑦ 濵野美海 56.19 =以上決勝へ
  ⑲ 矢ヶ崎楓来 57.22
 同決勝
  ② 榎本裕月 54.80 =山梨県新
  ⑦ 濵野美海 56.30
▽800m 自由形 予選
  ⑨ 二階堂明奈 8:54.43 =自己新

【男子1日目】
▽400m 個人メドレー予選
  ⑩ 土屋海人 4:21.00 =B決勝へ
  ㉝ 松居颯真 4:29.40 =自己新
  ㊵ 山村柳善 4:31.91
 同B決勝
  ④ 土屋海人 4:21.81
▽200m 背泳ぎ 予選
  ② 髙木理夢 1:58.62 =決勝へ
  ⑪ 加藤大喜 2:00.51 =自己新
  ㊼ 河合健汰 2:07.74
 同B決勝
  ③ 加藤大喜 2:01.58
 同決勝
  ⑥ 髙木理夢 1:59.35
▽100m 自由形 予選
  ㉓ 小池 晶 50.63 =自己新
  ㊽ 井山 海 51.44
  ○57 鳴神掲太 51.70
▽1500m 自由形 予選
  ㉒ 白鳥魁生 15:50.57
  ㉗ 岡野健太 15:53.42

偉大な先輩のタイムを超えられてうれしい

◇女子100m自由形準優勝・榎本裕月選手一問一答

Q.100m自由形54秒80で準優勝の感想を。
 《榎本》54秒5が目標だったので、ベストですが少し悔しいです。
Q.予選の55秒49から決勝で0秒69縮めた。自己ベストの要因は?
 《榎本》練習で過去最高タイムを出せていて、予選を少し楽に泳いだのが良かった。
Q.決勝の作戦は?
 《榎本》周りに惑わされず自分のペースで泳ぐことを意識しました。
Q.6月の日本選手権(6位、55秒68)からどんな練習を?
 《榎本》後半の50mのタイムを上げられるように強化してきました。
Q.今後の課題は?
 《榎本》スタートと浮き上がりで他の選手に前に出られることが多いので、そこをより強化して負けないようにしたいです。
Q.短期的、長期的な目標は?
 《榎本》短期的な目標は54秒5で泳ぐこと。長期的には53秒です。
Q.萩原智子さんの54秒97の山梨県記録を知っていた?
 《榎本》いつか超えたいと思っていました。
Q.24年ぶりの県新記録の感想を。
 《榎本》偉大な先輩のタイムを上回る泳ぎができて嬉しいです。
Q.今年1年生。山学大に進学した理由は?
 《榎本》優秀なコーチの指導や練習環境に惹かれました。
Q.抱負を。
 《榎本》来年のインカレは優勝できるよう一層練習に励みます。

榎本裕月(女子200自)、2分切る自己新で4位

【女子2日目】
▽200m 自由形 予選
  ⑤ 榎本 裕月 2:02.13 =決勝へ
  ㉕ 三原 彩姫 2:05.69
  ㊴ 豊田 琉愛 2:08.38
 同決勝
  ④ 榎本 裕月 1:59.65 =自己新
▽200m バタフライ 予選
  ㉝ 大住 煌華 2:18.42
  ㊸ 笹原 琉愛 2:23.50
▽100m 平泳ぎ 予選
  ㉕ 岡元 羽海 1:11.41
  ㉞ 大橋 林晏 1:12.04
▽4x100m フリーリレー 予選
  ① 山学大 3:46.37 =決勝へ
(榎本裕月、濵野美海、矢ヶ崎楓来、坂口萌乃香)
 同決勝
  ② 山学大 3:44.06
(榎本裕月、濵野美海、煙草谷さくら、矢ヶ崎楓来)

【男子2日目】
▽200m 自由形 予選
  ⑭ 小池  晶 1:50.61 =B決勝へ
  ⑯ 和久井陽介 1:50.84 =自己新
  ㉓ 工藤 岳斗 1:51.62
 同B決勝
  ⑥ 小池  晶 1:50.71
  ⑧ 和久井陽介 1:53.03
▽200m バタフライ 予選
  ⑭ 山田 啓史 1:58.97 =自己新
  ⑳ 井川 龍心 1:59.86 =自己新
  ㊿ 恩田雄太郎 2:04.15
 同B決勝
  ⑦ 山田 啓史 2:00.25
▽100m 平泳ぎ 予選
  ⑥ 植田 蒼翔 1:01.23 =自己新
 同決勝
  ⑧ 植田 蒼翔 1:01.50
▽4x100m フリーリレー 予選
  ⑬ 山学大 3:23.90 =B決勝へ
(井山海、小池晶、鳴神掲太、和久井陽介)
 同B決勝
  ⑤ 山学大 3:23.88
(井山海、小池晶、川添恵太郎、和久井陽介)

チームの力を高めて来年こそ優勝を目指します

◇女子400mRで準優勝した山学大チーム(榎本裕月、濵野美海、煙草谷さくら、矢ヶ崎楓来)一問一答。

Q.昨年13位(3分50秒81)から今年は2位(3分44秒06)。飛躍の要因は?
 《濱野》インカレ前の大会でリレー出場の機会が多く、メンバーの結束が強まりました。また榎本の加入でチーム内のレベルが上がりました。
 《煙草谷》私は昨年、B決勝で泳げなかった悔しさを今年のリレーにぶつけました。インカレ前から日本学生新記録の挑戦などでメンバーの絆が深まったことも大きかった。
 《矢ヶ崎》学生新を狙っていて団結力が深まったと思います。一人ひとりが実力をつけ100m自由形のレベルも上がったことが大きい。
Q.決勝の泳ぎを振り返ってください。
 《榎本》第1泳者として1位で泳ぎチームに勢いをつけられたと思います。自分のベストに近いタイムを出せたので力まずに泳げたと思います。
 《濱野》私は必ず1位のまま第3泳者につなげる決意でした。前半から攻めて後半で他大学が追い上げてきても、その思いでこの日最高の泳ぎができたと思います。
 《煙草谷》プレッシャーの中、自己ベストを更新できたのは良かった。一方、目標タイムより遅く、引き継ぎタイムや後半の泳ぎに課題があり改善したいです。
 《矢ヶ崎》後半の50でタイムを落とさずに上げていけたことが良かった。前半で「後半バテてしまったら…」という不安があったので、最後までバテない練習を積みます。
Q.次の目標は?
 《榎本》100m、200mともに優勝できるように強化に励みます。
 《濱野》リレーだけでなく個人でも活躍できるよう練習を積んでいきます。
 《煙草谷》最高学年なので競技面でもそれ以外でもチームを引っ張り、頼ってもらえる選手になりたいです。
 《矢ヶ崎》個人でもリレーでもチームを引っ張っていけるようにしたいです。
Q.抱負を。
 《榎本》来年はリレーで優勝できるようチームの団結力をさらに高めていきたいです。
 《濱野》来年もリレーは戦える位置にいるので、さらに速く優勝を狙って頑張ります。
 《煙草谷》1年後は今年より良い結果で笑って終われるように、最後の1年全力で水泳に取り組みます。
 《矢ヶ崎》個人の100mも決勝目指して頑張ります。

(文 古屋賢二)(カメラ 平川大雪) 2026.9.4